「“転職の軸”に徹底的に向き合ってもらった」_子育てをしながら未経験でマーケティング職を手に入れられた理由。
株式会社セブンデックスが提供する転職エージェントサービス「GOALS」。本サービスを通じてキャリアアップを実現した転職者の成功体験を、エージェントとの対談形式でお届けします。
今回は、大手教育会社、IT会社を経て、株式会社アルファドライブへとキャリアアップを果たしたMさんにご登場いただき、転職体験談や「GOALS」を実際にご利用いただいた感想を、担当HRコンサルタントの堀田と共にお聞きしました。
キャリアの新たな一歩を踏み出したMさんの体験が、皆さまの参考になれば幸いです。
- IT業界
- インサイドセールス
- コンサルティング
- マーケティング
新卒で株式会社マイナビに入社し、採用コンサルティングを経験し、全社表彰を受賞。その後、株式会社グッドパッチで営業全般、企画実行、デザイン思考研修、事業開発支援などに従事。2018年にセブンデックスを共同創業し、代表取締役に就任。
“マーケティングに挑戦してみたい”_マーケティングに魅了され、大好きな会社から転職を決意。
ーはじめに今までのキャリアについて教えてください
Mさん
学生時代から“学校教育をもっと良くしたい”という思いが強く、NPO法人の立ち上げなどを行ってきたこともあり2017年に大手教育会社に新卒で入社。営業職を経て本部に異動した後、インサイドセールス部隊の立ち上げや、担当商品のマーケティング担当、SNSの企画運営を担当しておりました。産休・育休を取得しながら業務に従事しておりましたが、2024年6月に退職し、翌月にIT企業のインサイドセールスとして転職いたしました。
しかし、子供の事情により一時的に働くことが難しくなってしまい早期退職。現在は、子供の状況も落ち着き、再度働けるようになったためGOALSさんの転職支援を受け、3社目の株式会社アルファドライブのマーケティング職として入社しました。
ー新卒で大手教育会社に入社し、約7年。転職を考えたきっかけを教えてください
Mさん
私自身、新卒で入社したこの会社が本当に大好きで、正直なところ辞めたくなかったです(笑)。ですが、2023年にセミナーなどを通じてマーケティング業務に携わる機会をいただき、マーケティングの道を極めたいと感じたのが転職のきっかけでしたね。マーケティングという仕事を通じて、困っているお客様に対して、自社の存在意義や商品価値を伝え、共感を得て、ファンになってもらう。そんな仕事の過程がとても楽しくて。
この会社は営業に強みを持つ組織だったこともあり、私自身がこの会社でマーケティング単体を深く追求するのは難しいと感じたため、転職を決意しました。
ーマーケティング職へ挑戦しようと思ったのですね。異職種への転職はどうでしたか?
Mさん
マーケティング職での転職は経験値がないとなかなか難しく、「セミナーを担当していました」という程度の経験では書類審査で見送りになる会社が多かったです。
2社目はマーケティング職での入社は諦め、インサイドセールス担当として入社し、マーケティングにも携わっていくという形での内定をいただきました。しかし先ほどあったように、転職後すぐに子供の事情で働き続けることが難しくなってしまい、早期退職をすることになりました。
膨大な数のスカウトメールの中で目に留まった、1通のメール。
ー早期退職後の2度目の転職活動。今回はどのような職種で探されていたのですか?
Mさん
子供の事情が落ち着いたタイミングで転職活動を再開し、再度マーケティング職に挑戦しようと決意しました。私には2人の子供がいるため、仕事との両立を図るために「フルリモート勤務」を条件に含めていましたが、それ以上に「マーケティング職であること」を絶対に譲れない条件として軸に据え、活動を始めました。
ーそうだったのですね!その後、GOALSとはどのようにして出会ったのでしょうか?
Mさん
まず、1回目の転職についてお話しします。初めての転職で右も左も分からなかった私は、最初にお話を伺った1社のエージェントだけで転職活動を進めていました。それが良かった悪かったというわけではありませんが、転職活動では通常、4〜5社ほどのエージェントに登録して比較検討するのが一般的だと後から知って。
今回はほぼ未経験からマーケティング職に挑戦することもあり、1社のエージェントだけでなく、幅広く意見を聞きたいと思い、複数のエージェントからスカウトメールを受け取れるプラットフォームに登録しました。
転職を経験した方ならお分かりかと思いますが、日々膨大な数のスカウトメールが送られてくるんですよね(笑)。それを日々、上から順に数秒でざっと目を通す、という作業を必要としている中で、ふと目に留まった1通のスカウトメッセージが、GOALSの堀田さんからのものでした。
他のエージェントが雛形でご自身の経歴紹介などを送ってくる中、堀田さんは、マーケティング職についてやキャリアを中長期的に見据えることに真摯に向き合ってくださる姿勢をメッセージに込めてくださっていました。特に「中長期的にキャリアをサポートする」というメッセージが私の心に響き、“この先の人生をどうしていこうか”と悩んでいた私のインサイトに深く触れたのだと、今振り返っても思います。
嬉しいお言葉、ありがとうございます!私たちGOALSのスタンスは「今回の転職を決めること」だけが目的ではなく、その方の人生にとって何が最良の選択なのかを一緒に模索していくことにあります。
Mさんご自身も、マーケティング職への転職がゴールではなく、その先にさらにステップアップして実現したい目標があると感じていたので、そこを意識しながらご連絡させていただきました。
堀田
大量の求人よりも、選び抜かれた10件の求人。
ー自分にあった会社を見つけるために様々な求人を取捨選択してきたと思います。GOALSから送られてくる求人情報はいかがでしたか?
Mさん
率直な感想として、情報量が適切でした。
送っていただく求人の数が、比較検討する際に現実的な量でちょうど良かったです。自分に合った会社を見つけるにはいくつかの会社を比較検討する必要があると思うのですが、求人票の中身をよく読んで吟味するためには、10〜15件が限界だと感じています。他社のエージェントさんだと、数十〜数百件という大量の求人が送られてくることが多く、そうなると自分の決めた軸に対して「A社はこう」「B社はこう」と一つひとつ深く検討することが難しかったんです。
GOALSさんからは、堀田さんが求人をしっかり精査した上で送ってくださっていたので、比較検討するには量も質も最適だったと思います。
ー送られてきた求人が“精査した求人”と感じた理由はありますか?
Mさん
あります。確かに堀田さんが「何十時間もかけて探した求人です!」と直接仰ったわけではないのですが、堀田さんとの会話の中で感じられる情報の深さから、そう確信しましたね。
他社のエージェントさんに「この会社はどんな会社ですか?」と質問すると、大抵は調べれば分かるような基本的な情報が返ってきます。しかし、堀田さんは「この会社で育休から復帰した方はこんな働き方をしていて…」といった、その会社の実際の雰囲気や従業員の方々の働き方など、より踏み込んだお話をたくさんお持ちなんです。
ネットで簡単に得られないような情報をしっかり教えてくださることで、「本当に精査された求人なんだな」と実感しました。
その点に気づいていただけたのは、とても嬉しいです。
GOALSの強みとして、企業様と密接に関わっているからこそ知れる情報があるので、仕事内容だけでなく、組織や環境のお話もさせていただきました。
堀田
“求人票に自分を合わせにいかない”__GOALSのHRコンサルタントと共に見つけていった自身の“軸”。
ーGOALSでは、どのような支援をしてもらいましたか?
Mさん
まず1つ目は、「WillCanMust」での整理です。転職活動において大事にしたいことや譲れない条件を「WillCanMust」で整理すると良いとアドバイスをいただきました。
私の中での「Will」は、世の中の生き方の選択肢を増やすための社会的インパクトを与える仕事をすること。「Can」は、営業やインサイドセールスで培った視点やスキル。「Must」は、マーケティング職種であることです。この「WillCanMust」のアドバイスをもらったことで、自分の中で転職の軸が確立し、ぶれることがなくなりました。
2つ目は、よりリアルな面接対策です。他社のエージェントさんでは、面接必勝術的なアドバイスをいただきながら担当エージェントと対策する流れでした。もちろんそれも大事ですが、GOALSさんではより実践的な形で面接に向き合わせていただけたのが良かったですね。
担当の堀田さんではない別の方が面接官役を務め、新たな視点で私を見てくださり、「話が長すぎるとダメです」「自己アピールだけではなく、企業が求めていることに思いを馳せながら、自分のスキルを棚卸ししてください」といった厳しくも愛のあるアドバイスをたくさんいただきました(笑)。そのおかげで、企業が何を求めているのか、自分は何を伝えるべきか、どういう見せ方が効果的かなど、深く学ぶことができました。
私が支援を始めた当初から、Mさんの強みや魅力を感じておりましたので、本当に良い部分だけを淀みなく企業に伝えるにはどうすれば良いかを意識して支援していました。
弊社のエージェントは全員、求職者のキャリアに真剣に向き合っていますので、時には厳しいフィードバックもあったかと思いますが、それを愛のある形として受け取っていただけて本当に嬉しいです!(笑)
堀田
ーGOALSでの支援の中で、良かったことはありますか?
Mさん
やはり、自分がなぜ転職をするのか?という軸を明確にできたことが、自己分析の中で最も大きな収穫でした。
転職経験のある方には共感いただけるかもしれませんが、転職の軸がないと求人票を見ているうちに、自分のやりたいことをその求人票に合わせがちなんですよね。さまざまな求人票を目にするうちに、「この会社に入れたらいいな」「このくらいの年収が欲しいな」と、求人情報がどんどん魅力的に見えてしまい、ついその企業に入るために自分の人生を無理に合わせるような行動をとってしまいがちだと思います。
しかし、本当に自分が人生を通して何をしたいのか、何を成し遂げたいのかという転職の軸を一本しっかり持っていると、転職活動がぶれることなく、本来自分が目指していた場所に近づけるのではないかと感じています。
子育てと転職活動の両立。様々な制約の中で掴み取った、念願のマーケティング職。
ー子育てをしながら行った、短期間で2度の転職活動。大変だったことがあれば教えてください。
Mさん
今回の2度の転職活動は、時間的な制約はもちろん、精神的な制約も大きいものでした。
「早く転職先を決めなきゃ」「書類で落ちるたびに、自分には市場価値がないのかもしれない」という不安や、社会に貢献したい、やりたいことがあるのに、それが社会には求められていないように感じるギャップの苦しさがありました。また、メンタル的に不安定になる状況を引き起こしていた原因の一つとして、母である自分と、一社会人である自分との両立の難しさが大きかったように思います。子供たちのメンタルもケアしながら、自分自身のケアも必要とする状況が、一番の大変さだったと感じていますね。
ーMさんの今後のビジョンを教えてください。
Mさん
現時点での目標として、まずはビジネスの基本として「お金を稼ぐ仕組み」を構築できるようになることを大前提としています。その上で、マーケティング職を通じて、世の中に自社の存在意義をしっかりと伝え、多くのお客様と共鳴できるような人材になりたいですね。
いずれ、マーケティングで独り立ちできる能力を身につけた際には、社会的意義のある多くの企業の存在意義を広く発信し、その結果として社会が前向きになったり、人々の人生の選択肢が少しでもより良いものになったりするように貢献したいと考えています。
ー最後にどんな人にGOALSをおすすめしたいと思いますか?
Mさん
「自分が社会の一部として何かを成し遂げたい」「社会に価値を還元している実感を持ちながら働きたい」と考えているものの、まだ漠然としていて具体的にどこから始めればよいかわからない…といった方に、ぜひGOALSさんをおすすめしたいです。
私の場合は、未経験でマーケティング職に挑戦したいという漠然としていた気持ちに対して、「そもそも何故挑戦したいのか?」「マーケティング職である必要があるのか?」などの問いをGOALSさんに一緒に考えていただきました。
GOALSさんは中長期的なキャリアを見据えた上で、徹底的に向き合ってくださるため、人生における壮大な悩みにも寄り添い、一緒に考えていきたい方にとって理想的なパートナーだと私は思っています!