転職者の声

教育現場から営業の最前線へ___未経験×初めての転職、僕が1ヶ月で納得の職場に出会えたワケ

2025.04.24 転職者の声

株式会社セブンデックスが提供する転職エージェントサービス「GOALS」。本サービスを通じてキャリアの選択肢を広げ、自分らしい一歩を踏み出した転職者の成功体験を、エージェントとの対談形式でお届けします。

今回は、子ども向けスポーツ教室でインストラクター兼教室長として活躍されていたHさんにご登場いただきました。これまでの経験を活かしながら、未経験から営業職への転職に挑戦したきっかけや、GOALSのサポートを通じて感じた変化について、担当HRコンサルタントの岡本とともに振り返ります。

「やりたいことが分からない」状態からスタートし、レバレジーズへの転職を成功させたHさんの転職ストーリーが、迷いながらも前に進もうとする方々の背中をそっと押すきっかけになれば嬉しく思います。

転職者

Hさん

  • 25歳
  • 男性
  • 教育業界
  • インストラクター
  • 人材業界
  • セールス

担当コンサルタント

岡本 音々

大学卒業後、宿泊予約サービス「Relux」を運営する株式会社Loco Partnersに入社し、営業と営業企画を経験。株式会社セブンデックスに入社し大手企業のサービス開発や新規事業リサーチに携わる。現在はキャリアアドバイザーとして若手20代を中心とした転職支援を年間100名以上実施。
主にIT,人材,広告,マーケティング業界を得意とし、一人ひとりのwillの実現に向けたキャリア提案を行なっている。

教育現場でのやりがいと、成長への違和感 

まずはAさんのこれまでのキャリアについて教えてください。

Hさん

日本体育大学スポーツ文化学部武道教育学科卒業後、スポーツ教室でのインストラクター職として勤務を始めました。一般的なスポーツ教室と違って、「野球だけ」「サッカーだけ」というような特化型ではなく、身体の基礎的な動きや、チームワーク、考える力など、幅広い要素を育てるスタイルが特徴なんです。だからこそ、自分がこれまで学んできた教育的視点も活かせるんじゃないかと感じて、入社を決めました。

学生時代から、スポーツと教育の両方に関心があったんですね。

Hさん

そうですね。スポーツは自分にとってずっと中心にある存在でした。高校まではテニスをやっていて、大学では少林寺拳法を続けていました。特に少林寺拳法では、技術よりも礼儀や精神的な成長に重きを置くところが自分に合っていて。身体だけじゃなくて、心も鍛えられる感覚があったんですよね。

そういう背景もあって、教育現場で子どもたちと向き合うという選択は、すごく自然な流れでした。運動が苦手な子って、最初は本当にボールを投げることすら難しかったり、走るときに手と足が同時に出ちゃったりするんです。でも、数ヶ月後にはきちんとフォームが整って、「できた!」って笑顔になる。その瞬間に立ち会えるのは、何よりのやりがいでした。

やりがいのある仕事だったからこそ、転職を考えることに葛藤もあったのではないですか?

Hさん

そうですね。本当に、辞めたいとか不満という気持ちではなかったんです。でも、少しずつ「このままでいいのかな?」という違和感が積み重なっていった感じでした。

1年目から教室を複数持つ形だったのですが、教室の異動が増えて、担当していた子どもたちと途中でお別れすることが何度もあったんです。成長の過程を見届けることが、この仕事の醍醐味だったのに、それができないもどかしさはありましたね。

そこから転職を視野にいれるようになり、20代前半で体力的にも精神的にも余裕がある今こそ、自分自身の成長に時間を使うべきなんじゃないか…という気持ちが日に日に強くなっていきました。

それはまさに、“やりがいのある仕事”と“キャリアとしての成長”のはざまで揺れる、若手のリアルな悩みですね。

Hさん

まさにそうです。インストラクターとして現場は充実感もありましたし、子どもたちとの信頼関係も築けていたと思います。ただ、一方で「この先、会社の中で何ができるんだろう」「5年後、10年後の自分がイメージできない」と思う瞬間も増えてきて。悩みを言語化するのも難しい時期でした。

「やりたいことがわからない」からのスタートでも大丈夫だった 

転職活動を始めた当初から、営業職を志望していたのでしょうか?

Hさん

いえ、最初は全く明確な希望はありませんでした。というより、転職活動自体が初めてで、「何をすればいいのか」「どこから始めればいいのか」すらわからない状態だったんです。

今思えば、完全にふわふわしていたと思います。子ども向けのインストラクターという経験が、そのまま転職後の職にどうつながるのかもわからなかったです。自分が社会に対して何を提供できるのか、どう貢献できるのか、それをしっかり考えたことがなかったなと痛感しましたね。

そんな中で、GOALSに出会われたんですね。きっかけは?

Hさん

最初は他のエージェントを使っていて、一つのエージェントだけだと不安だなと思っていた時期に、GOALSからスカウトメールが届いたんです。「未経験歓迎」「初めての転職でも安心」と書かれていて、まさに自分の状況にぴったりでした。

他にもたくさんメールは届いていたんですけど、GOALSのメールにはちょっと違う安心感がありました。紹介企業の中には大手企業の名前も挙がっていて初めての転職をする自分にとっては、「自分にもこんなに選択肢があるんだ」と思えたのが、まず心を動かされたポイントでしたね。

実際に面談してみて、印象はいかがでしたか?

Hさん

まず、聞いてくれる姿勢が違いました。今までのエージェントでは、「何がやりたいか決めてきてください」と言われたり、求人を紹介されて終わりということが多かったのですが、GOALSでは「まだ決まっていなくて大丈夫です」と言ってもらえて、本当にホッとしました。

岡本さんとの面談では、これまでの自分の経験や、仕事を通じて感じてきたこと、どんな瞬間にやりがいを感じたかといった、深いところまで質問してくれました。最初は「なぜ転職したいのかもうまく言えない」という状態でしたが、対話の中で「ああ、自分はもっと成長したいと思っているんだな」とか、「現場だけじゃなく、ビジネス全体を見渡せる視点を持ちたいんだな」といった本音が少しずつ出てきました。

Hさんのように、「やりたいことがわからない」と言う方は実は多いんです。でも、それを“問題”として捉える必要はありません。むしろ、「分からないまま動き出せるかどうか」が大事なんですよね。GOALSでは、“今わからないこと”に丁寧に向き合いながら、納得できる意思決定をしていくプロセスを重視しています。

岡本

営業職という職種に前向きになれたのは、どんなタイミングだったのでしょうか?

Hさん

岡本さんから、「営業は相手の課題を引き出して、解決策を提案する仕事なんですよ」と聞いて、「あ、インストラクターの仕事と通じる部分もあるかもしれない」と思いました。子どもたちにどう教えるかを考えるように、営業でも相手の話を丁寧に聞く姿勢が大事なんだと知って、少しずつ興味が湧いてきました。

また、子ども向けの教室だったので契約するか・継続するかの意思決定は保護者が持っており、どうしたら契約してくれるかはかなり時間をかけて考えていたので、その点は営業職に通づるものがあると思いました。

営業って、いわば「聞く力」や「寄り添う力」がものを言う仕事です。Hさんは子どもたちの成長に向き合ってきた経験があり、相手に合わせたコミュニケーションができるタイプ。実は営業向きの素養をすごく持っていると感じました。だからこそ、職種に対する解像度を上げてもらって、Hさん自身の経験がどう活きるのかを一緒に整理していきました。

岡本

曖昧だった想いが、「言葉」になった瞬間 

GOALSとの面談を通じて、印象的だったやり取りはありますか?

Hさん

印象に残っているのは、やっぱり最初に「焦らなくて大丈夫です」と言ってもらえたことですね。それまでの転職活動では、「早く職種を決めないと」「何がしたいか言えないとダメなんじゃないか」ってずっと焦っていたんです。でも岡本さんとの面談は、まるで“カウンセリング”のような安心感があって、「言葉にならない思い」でもちゃんと受け止めてもらえる感じがありました。

キャリアの話って、正解がないからこそ、ひとつずつ整理していくことが大事なんです。最初はうまく言えなくて当然。だから、話す中で「そういえばこんなことがあったな」「実はあのとき、ちょっとモヤモヤしていた」みたいなエピソードを一緒に引き出していくんです。Hさんも、毎回しっかり話をしてくれて、会話を重ねるたびに言葉が明確になっていきましたよね。

岡本

実際、何が見えてきたんでしょうか?

Hさん

自分が「なんで転職したいのか」っていう根っこが、少しずつ明確になっていきました。それまでは、職場環境の負担とか、異動の多さが理由だと思っていたけど、話していくうちに、「もっと一つの場所で責任を持って働きたい」とか、「自分の力を試せる場所に行きたい」っていう前向きな思いが見えてきたんです。

その気づきは大きかったですよね。最初はどうしても、今の環境の課題に目が向きがちです。でも本質的には、「自分がどうありたいか」が転職の軸になります。Hさんは素直な方だったので、こちらからの問いかけにも真摯に向き合ってくれて、どんどん自分の言葉で語れるようになっていきました。

岡本

書類の作成についても支援があったそうですね。

Hさん

はい。正直、履歴書や職務経歴書って、どこからどう書けばいいのか全然わからなかったんです。特に職務経歴書は、形式だけ整っていても「中身が伝わらない」と思っていて。でも岡本さんと一緒に作っていく中で、「この言い方のほうが伝わるよ」とか、「こういう実績のほうが営業職には響く」といった具体的なアドバイスをもらえたことで、自信を持って出せる書類に仕上がりました。

今回は営業職を目指すということもあり、Hさんの中にある「行動力」や「継続力」をしっかり言語化して伝えることを意識しました。教育現場での経験も、「子どものサポートを継続的に行い、改善のPDCAを回していた」といった見せ方をすると、ビジネスにおけるスキルとして伝わるんですよね。

あと、企業は「再現性」を見ているので、成果の一例を紹介するだけでなく、「その成果をどうやって出したのか」「それをまた別の場で再現できそうか」を想像してもらえる構成を意識しました。

岡本

面接対策ではどのようなサポートがあったのでしょうか?

Hさん

そこも本当に助かりました。岡本さんから「声のトーンをもう少し明るくしてみましょう」とか、「カメラの位置を変えると印象がよくなりますよ」といったアドバイスをもらえたことで、見せ方の不安がだいぶ減りました。

今はWeb面接が当たり前の時代なので、“会っていない状態でいかに印象を伝えるか”がとても重要です。表情や声に説得力を持たせるだけで印象がぐっとよくなるんです。内容だけでなく、「伝わり方」も含めて一緒にブラッシュアップしていきました。

岡本

レバレジーズの現場に足を運び、働くイメージが一気に鮮明に

最終的にレバレジーズを選んだ決め手は何だったのでしょうか?

Hさん

いちばん大きかったのは、「実際に本社に足を運んで、働いている人たちと直接話せたこと」ですね。オファー面談でオフィスに行って、現場で活躍されている社員の方と話すうちに、その不安はどんどん薄れていきました。みなさんエネルギッシュで、でもちゃんと向き合ってくれる印象で、「あ、この会社なら成長できるかもしれない」と思えたんです。

あとはオフィスも洗練されていて、広くて明るくて、「こんな環境で働くのか」と思うと、それだけでモチベーションが上がりました。インストラクター時代は体育館の近くで時間を潰したり、外を転々とすることも多かったので、「ちゃんと自分の居場所がある」っていう感覚にすごく惹かれたんですよね。

そういった“実際に体感する場面”って、最終意思決定にすごく影響しますよね。やっぱり自分が働く場所の空気感って、求人票や面接だけではつかめないですし、「ここで働いてみたい」と思えるかどうかって、実はすごく大事なファクターなんです。

岡本

GOALSのサポートを経て、レバレジーズに決まるまでの期間はどれくらいでしたか?

Hさん

約1ヶ月です。面談して、企業の紹介を受けて、書類選考、面接、内定までが本当にスピーディーで、自分でもびっくりするくらいテンポよく進みました。スピード感があったことで、悩むよりも「まずはやってみよう」と前向きに捉えることができた気がします。

GOALSでは、「納得感があるスピード転職」を大事にしています。時間をかけすぎると、どうしてもモチベーションが下がってしまったり、自分の選択に迷いが出たりすることが多いんです。Hさんは初期の面談のときから温度感が高かったので、それを維持したまま、しっかり走り切ることができたのは本当に良かったです。

岡本

スムーズに進められた理由は何だと思いますか?

Hさん

LINEでのやりとりができたのが、自分にとってはすごく大きかったです。正直、メールだけのやりとりだと、返信を後回しにしたり、「ちょっと聞きたいだけなんだけど…」みたいな軽い相談ができなかったりするんですよね。

でもLINEなら、「これどうしたらいいですか?」とすぐに送れて、すぐに返ってくる。転職って不安がつきものだと思うので、そのスピード感と距離感があるだけで、安心感が全然違いました。

新しい場所で、未完成な自分と向き合う 

レバレジーズへの入社が決まり、いよいよ新しいキャリアが始まります。いま、どんなお気持ちですか?

Hさん

不安もありますけど、今はとにかく「やってみよう」という前向きな気持ちのほうが大きいです。これまでの人生は、ある程度自分の得意なことを軸に選択してきたところがありました。高校や大学もそうですし、就職も「自分ができること」や「好きなこと」から選んでいたんです。

でも今回は、自分にとって未知の領域への挑戦です。営業職も、IT系のビジネスも、正直まだまだ分からないことだらけ。でもだからこそ、自分の可能性が広がる気がしています。まずは、目の前のことにしっかり向き合って、ひとつひとつ積み重ねていきたいですね。

GOALSとの転職活動を通じて、自分自身に何か変化はありましたか?

Hさん

すごくありました。いちばんの変化は、「自分をちゃんと言葉で説明できるようになったこと」です。それまでは、「なんとなくこうしたい」「たぶんこう思ってる」みたいな感覚だけで動いていたんですが、面談や書類作成、面接対策を通じて、自分の過去や価値観を整理することができました。

それから、「自分は影響されやすいタイプだな」という気づきもありました。いろんな企業を紹介されると、全部良く見えてしまって、「あれもいいな、これもいいな」って揺れてしまう。でも、GOALSではそういう“揺れ”を受け止めながら、最終的には自分で決められるように導いてくれた。その経験が、これからも活きる気がしています。

転職活動って、自己理解を深めるプロセスでもあるんですよね。自分の強み、価値観、どんな環境で輝けるか。そういったことを対話しながら掘り下げていくことで、ただの転職ではなく、“今後の人生の選択の力”が身につくんです。Hさんはまさにそのプロセスを丁寧に歩んでくれて、すごくしなやかに変化されていたなと思います。

岡本

将来的なキャリアビジョンや、やってみたいことは見えてきましたか?

Hさん

まだ明確ではないんですが、「どんな道でも進める自分になりたい」というのが今の気持ちです。レバレジーズで営業としてしっかり実績を出して、その中で新たな目標が見えてくるかもしれないし、別の職種にチャレンジしたくなるかもしれない。今は「これしかない」と決めつけず、いろんな可能性を広げられるようにしたいですね。

最後に、GOALSのサービスを振り返って、どんな人におすすめしたいですか?

Hさん

僕みたいに、「やりたいことがまだ分からないけど、このままでいいのかな」って悩んでいる人にこそ使ってほしいです。転職って、情報が多すぎて何が正解か分からなくなるけど、GOALSはちゃんと自分に寄り添ってくれて、焦らせることもなく、一緒に整理してくれるんですよね。

あと、スピード感も絶妙でした。無理に急がせるわけじゃなく、でもテンポよく進めてくれて、「このタイミングで動けてよかったな」と思えるような形で決まりました。本当に、自分の転職活動を一緒に走ってくれる“パートナー”でした。

ありがとうございます。私たちも、Hさんのように丁寧に向き合ってくれる方とご一緒できて、とても嬉しかったです。これから同じ業界で活躍されると思うので、どこかで仕事をご一緒できたら嬉しいです!

岡本

Karin Izumida
執筆者
Karin Izumida

美容専門学校を卒業後、美容室の広報として新卒入社。マーケティング知識を広げるため、芸能プロダクションへ転職し新規事業開発に携わる。その後、セブンデックス一人目の広報として入社し、社内・社外広報として従事。