転職者の声

30代で未経験転職、“もう遅い”なんて思う必要は無い。目標としていた人材業界へ転職できた理由とは。

2025.01.24 転職者の声

株式会社セブンデックスが提供する転職エージェントサービス「GOALS」。本サービスを通じてキャリアアップを実現した転職者の成功体験を、エージェントとの対談形式でお届けします。

今回は、未経験から挑戦し目標としていた上場企業の人材会社への転職を果たしたYさんにご登場いただき、転職体験談や「GOALS」を実際にご利用いただいた感想を、担当HRコンサルタントの堀田と共にお聞きしました。

キャリアの新たな一歩を踏み出したYさんの体験が、皆さまの参考になれば幸いです。

転職者

Yさん

  • 34歳
  • 男性
  • 福祉業界
  • 放課後児童支援員
  • 人材派遣業界
  • 派遣コーディネーター

担当コンサルタント

堀田 信治

新卒で株式会社マイナビに入社し、採用コンサルティングを経験し、全社表彰を受賞。その後、株式会社グッドパッチで営業全般、企画実行、デザイン思考研修、事業開発支援などに従事。2018年にセブンデックスを共同創業し、代表取締役に就任。

“同じキャリアを積み重ねるよりも、自分が望む新たな挑戦をしたい”_今までの経験で培った人に寄り添う強みを活かして挑戦する、人材業界への転職活動。

ーはじめに今までのキャリアについて教えてください

Yさん

大学卒業後、私は冠婚葬祭の事業を行う企業に入社し、葬儀プランナーとして約8年半勤めておりました。そこでは主に、お亡くなりになられた方のご遺族とお打ち合わせを行い、式の進行プランニングから、集金やご清算まで、一気通貫で対応しておりました。

人生の最後のお手伝いをするという点で、本当に大きなやりがいを感じていました。一方で、ご遺族が憔悴しきった中、どのような声かけをすれば良いのか、どのような提案をすれば良いのかなど大変難しい部分もたくさんありましたね。ですが、そのような経験を経て、お客様への寄り添い方などを多く学ばせていただきました。

その後、葬儀のお客様だった方からお誘いを受けたことがきっかけとなり、学童の管理運営をする企業に転職。業務内容としては、学童の子供たちの環境整備、職員の管理、自治体との運営対応などに注力し、学童という場をより良いものにするために4年半努めておりました。

1社目と2社目に共通して言えることは、“人に寄り添った仕事”だということ。そして私は、人に寄り添い、考え、行動することに大きなやりがいを感じるのだということを改めて実感させていただきました。

ーそうだったんですね。人に寄り添うことが好きなYさんが転職を考えた背景について教えてください

Yさん

やはり34歳という年齢を迎え、このままのキャリアで良いのかと自問自答することが増えたことがきっかけですね。その結果、この先も同じキャリアを積み重ねるよりも、自分が望む新たな挑戦をしたいと考えるようになりました。

そして、私は人と関わる仕事が好きなため、人対人で大きく寄り添える人材業界に魅力を感じ、転職活動を開始しました。葬儀業界で働いていた時から、人材業界に挑戦してみたいという思いがあったため、転職活動で挑戦したい業界は最初からある程度絞られていましたね。

実際に次に転職する企業は、上場企業の人材派遣会社です。具体的な業務としては、主に求職者の方、つまり仕事を探している方々をサポートし、寄り添うことが中心となると思います。

“音信不通になるのはやめてください”__HRコンサルタント堀田に言われたこの一言で信頼できた。様々なエージェントを使って感じた、GOALSの圧倒的な寄り添い力とは。

ーGOALSを利用される前は、どのように転職活動を行なっていましたか?

Yさん

色々な転職エージェントさんに登録しました。

その中で感じたこととしては、事務的な対応という印象が強かったですね。経歴や得意なことなどをヒアリングしていただき、1人あたり大体20分くらい話をしたのですが、求人をたくさん提示してくれるだけで、親身に対応してくれるというよりは、事務的な支援だったなという印象です。

ー次のステップとして人材業界に進みたいというビジョンは明確にあったものの、どの道を選べばいいのか具体的な指針が見つからないという状況でしたか?

Yさん

はい。先ほどもお話しした通り、レスポンスの速さが特に印象的でした。そして、堀田さんに最後に直接お伝えしたのですが、最初の面談というか話し合いの際に、「音信不通になるのはやめてください」と言われたんです。その言葉が自分の中で非常に印象に残りました。「この人は本当に親身になって話を聞いてくれるんだ」と強く感じ、その時点で「この人にお願いしよう」と決めました。

私たちは、一人ひとりとしっかり向き合いながら支援することを大切にしています。ただ、エージェント側が雑な対応をしてしまう場合もあれば、求職者側が「合わない」と感じてすぐに別のエージェントに乗り換えるケースも多いのが実情です。

そのような中で、双方がお互いの期待値をしっかり共有し、一定期間は一緒に取り組んでいくことが大切だと考えています。そのスタンスを明確に相手に伝えることを心がけているのも、私たちの特徴の一つです。

堀田

自身の譲れない思いを汲み取りながら進めてもらった転職支援。他のエージェントでは得られなかったサポートやアドバイスとは。

ーGOALSを実際に利用してみて、面談の印象はどうでしたか?

Yさん

そうですね。何よりも、自分のことをしっかり理解していただけていると感じたのが大きかったです。そして、堀田さんに関しては、いくつか求人を提案していただく際に、それぞれの会社について「この企業はこういう特徴があります」と具体的な情報をしっかり説明してくださいました。その情報量と的確な説明が信頼につながり、非常に頼りになると感じました。

ーGOALSのサポートを受ける中で、他のエージェントでは得られなかった情報や、特に助けられたと感じたアドバイスはありましたか?

Yさん

そうですね。特に助かったのは、面接でどのようなことを聞かれるのかといった、自分の中の不安に対して具体的にアドバイスをいただけたことです。たとえば、「採用人数が50名です」といった情報を見て、「こういうところ(企業)は避けたほうがいいのか」といった相談をしたこともありました。

そうした質問にも堀田さんはすぐにLINEで返信をくださり、本当に心強かったです。正直、夜遅くにメッセージを送ってしまったこともあったのですが、それでも迅速に対応していただいて、本当に親身になってサポートしてくださったと感じています。

ありがとうございます。私としましても、求人票をお送りする際には、まず一時的なスクリーニングを行い、その段階では大まかな情報をお伝えするようにしていました。その後、面接や選考に進む際には、たとえば「採用人数が多い理由」として「事業の成長によるもの」など、企業の特徴や背景を詳しくご説明するよう心がけています。

また、やり取りは求職者にとって大切なプロセスですので、スピード感を意識して真摯に向き合うことを常に意識していますね。

堀田

書類選考ではほとんどの企業からお見送り_そんな時、堀田から提案された新たな人材業界の道。

ー人材業界に入りたいという軸をぶらさずに転職活動に励んでいらっしゃったかと思います。GOALSからの求人やお話を通じて、考え方が変わったり、よりポジティブに捉えられるようになったことはありますか?

Yさん

そうですね。正直、人材紹介の書類選考ではほとんど落ちてしまいました。主な理由は、営業経験が不足していたことです。その際に、「どうやって人材業界で働いていくか」という話になり、堀田さんから「まずは人材派遣からスタートしてキャリアアップを目指し、その後人材紹介に進むのはどうか」というアドバイスをいただきました。

人材紹介で働きたいという強い気持ちはありましたが、堀田さんからの提案を受けて、最初に人材派遣を経験するのも良いステップになるのではないかと前向きに考えられるようになりました。このように新たな選択肢を示していただけたことで、自然とチャレンジしてみようという気持ちになりましたね。

堀田さんのサポートのおかげで、自分のキャリアの進め方についてより柔軟に、そしてポジティブに捉えることができたと思います。

Yさんの「Will(やりたいこと)」自体は一貫して変わらなかったため、1社目から直接、人材紹介のようなポジションへの転職が可能だったかもしれません。ただ、現職でも経験がなかったことだったため、企業側が募集要項で「数字を追いかける力」を求めていたこともあり、難しい部分がありました。

そのため、Yさんの目指すキャリアビジョンを叶えるには、どのルートが最適かを一緒に考えました。そして、まず人材派遣の経験を通じてキャリアを積み上げ、その後にステップアップしていく道が現実的であり、目標に近づける方法だと判断しました。これは、企業のニーズとYさんのキャリア目標をうまく結びつけるための提案でもありました。

堀田

ーGOALSのサポートがなかった場合、転職活動の結果やキャリアについて、どのように違っていたと思いますか?

Yさん

私は当初、人材紹介の仕事一本に絞って転職活動をしていたので、もし堀田さんから「人材派遣はどうですか?」という提案がなかったら、正直このまま受からなければ諦めてしまっていた可能性が高いです。

今回内定をいただいた企業との面接で「Yさんはどちらかというと人材派遣の方が向いているかもしれない」というお話をいただきました。このアドバイスがあったおかげで、自分に合った方向に進むことができたと感じています。

もし堀田さんに相談していなかったら、この結果にはたどり着けなかったかもしれませんし、もしかすると転職活動自体を辞めてしまっていたので、本当に感謝しています。

年齢に捉われず、後悔しないように取り組むことの重要性を学んだ今回の転職。最終的なビジョンに向けて、ここから再出発。

ー今後のキャリアを踏まえて、明確なビジョンでなくても構いませんので、Yさんが考える中長期的な目標について教えてください。

Yさん

最初は「人材業界とはどんなものだろう」という興味からスタートしました。現在は、まず人材派遣で実績を積み、数字をしっかり出した上で、3年後くらいにはずっとやりたかった人材紹介の仕事に挑戦したいという思いがあります。その段階でさらに成果を上げ、最終的には人事などの業務に携わりたいというビジョンを持っていますね。

ただ、実際に働いていく中で、自分自身がずっとプレーヤーとして活躍し続けたいと感じる可能性もあると考えています。それは、やってみないと分からない部分ではありますが、現時点でのイメージとしてはそんなところですね。

最終的には、単に人事としての業務をこなすだけでなく、人のサポートやお世話をするのが好きな自分の強みを生かしつつ、プレーヤーとして活躍しながら後輩の育成や指導にも力を入れられるような立場を目指したいと思っています。

ー同じように30代で未経験分野への転職を考えている方々へ、どのようなアドバイスをしますか?

Yさん

一番伝えたいのは、「人生は短いので、どんどんチャレンジしてほしい」ということです。現在は終身雇用がなくなりつつあり、転職が当たり前の時代になっています。だからこそ、年齢に関係なく、新しいことに挑戦するチャンスはあります。

30代だからといって「もう遅い」と思う必要は全くありません。とにかくやってみること。そして、もし結果が思わしくなかったとしても、その時にまた次の選択肢を考えればいい。そんな気軽なスタンスで良いと思います。同じ世代の方々には、「後悔しないように、一歩を踏み出してみてほしい」と心から伝えたいです。人生は一度きりなので、思い切った行動が大切だと思います。

Yさんとお話をさせていただく中で感じたのは、Yさんはご自身のことを非常に客観的に捉えられている、いわゆる「メタ認知」がしっかりされている方だということです。それに加え、自分が知らないことに対して謙虚で、「そうなんですね、勉強になります」と素直に受け入れる姿勢がとても印象的でした。

まさに、成長するためには「自分はできる」と思い込まず、柔軟でオープンな姿勢が重要ですよね。そうした点で、Yさんのスタンスは素晴らしく、コミュニケーションも非常にスムーズでした。一緒にお話ししていて、Yさんなら今後さらにご活躍されるだろうと確信しました。

また、先ほどお話にあった人事の仕事を目指されるというビジョンも含めて、Yさんの今後のキャリアがとても楽しみです。今回の転職に限らず、ぜひこれからも定期的にコミュニケーションを取らせていただければと思います。引き続き応援しています!

堀田

宝来岳
執筆者
宝来岳

バンクーバー留学中に留学業界の情報の非対称性を解消するプラットフォームサービスを代表として立ち上げを経験。その後、デジタルマーケティングやデザイン業務を従事していく中で、セブンデックスの事業領域やカルチャーに共感し、インターンとして入社。日本大学商学部マーケティングコース在籍。